ブックタイトル夢ぷらざ vol45

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概要

夢ぷらざ vol45

原市東城町は、古い城下町の風情が残る歴史深い場所。その東城町で400年以上前から受け継がれている伝統行事が「お通り」です。江戸時代の慶長6(1601)年、東城の城主となった長尾隼人公が、関ヶ原の戦勝を祝って、世直神社の祭礼神輿行列に武者行列を加えたのが始まりとされています。毎年11月上旬、本陣となる東城小学校で正午から出陣式が開かれ、甲冑姿の武者行列が出発。道中、鉄砲隊と大砲隊の演武も行われます。その後ろに大名行列、母衣・華童子の行列が続き、勇壮かつ華麗な時代絵巻が繰り広げられます。なかでも、この行事の特色となるのが母衣行列です。母衣は本来、戦国時代の戦場で矢よけに使われていた武具でしたが、東城では独自の美しい装飾品として変化しました。放射状に広がる花飾りを付けた子どもたちが連なり歩く母衣行列は、ひときわきらびやかで目を奪われます。当日は、東城の名物メニューが並ぶ屋台村やお茶席なども開催。情趣ある町並みがたくさんの人でにぎわいます。?08477ー2ー0525(お通り保存振興会)お通り庄OTORI【vol.2】11/3(木・祝)開催かっちゅうながおはやとこうほろほろはなわらべ12