ブックタイトル夢ぷらざ vol45
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夢ぷらざ vol45
大崎上島町の主な産業は、柑橘を中心とした農業。年間を通じて過ごしやすく、県内外から多くの移住者が暮らしています。島内でレモン農家を営む岩﨑さん家族も、そんな移住者のひとり。京都府生まれの太郎さんと亜紀さん夫妻がふたりの子どもと一緒に、太郎さんのご両親が住むこの島へ移住したのが平成23年3月。実は太郎さんのご両親も1年前の平成22年に大崎上島へ移住していたのです。「農地があるから、こっちで農家をしてみないか」そんなご両親の言葉をきっかけに、元々田舎暮らしに憧れを抱いていた太郎さんは移住への思いを亜紀さんに相談。亜紀さんは二つ返事でOKを出しました。亜紀さんの理解と協力もあって、脱サラ農家の挑戦が始まりました。「農地や家を紹介してくれたのも、果実の栽培方法を教えてくれたのも地元の農家さんでした」と太郎さん。島で暮らす人々の温かい心に惹かれていく岩﨑さん夫妻。子どもたちも、今ではすっかり広島弁を話すように。「農家でも十分やっていけること、田舎でも面白いことができるということを、子どもたちに見せてあげられたら」と話す若き農家の挑戦は果実を育てることだけではありません。収穫した果実のうち、規格外のものはジャムに加工。レモンの皮だってここでは宝物。その香りの高さからパンづくりの素材としてピールが重宝されているのです。太郎さんが大切に育てた果実を亜紀さんがより輝く商品に変える。二人三脚で挑む、大崎上島での農家人生は始まったばかりです。関西出身の仲良し夫妻が脱サラして広島の離島へ島の人々の協力もあって農家人生を順調にスタート農業に見出した無限の可能性農業に見出した無限の可能性広島移住計画若きレモン農家の挑戦!若きレモン農家の挑戦!6