ブックタイトル夢ぷらざ vol46

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概要

夢ぷらざ vol46

広島県東部の高原リゾート地としても人気の神石高原町に、動物との触れ合いを通じて豊かな自然を満喫できる「神石高原ティアガルテン」があります。この体験型公園で活動しているのが、相馬行胤(そうまみちたね)さん。北海道で牧場を、福島で農業の仕事をしていた相馬さんは、2013年に家族で神石高原町に移住してきました。2011年の東日本大震災をきっかけに〝自活できるコミュニティ?の大切さを実感。北海道や福島と比べて温暖で過ごしやすい西日本の里山に未来を感じ、小さなまちを活性化して日本全体を元気にしようと移住を決心しました。また、その場所に日本各地からの移住者を受け入れることで、小さな地方のまちに新しい風を吹かすことができると考えたのです。移住前に神石高原町を訪れたときに感じたのは耕作放棄地の多さ。「この負の財産ともいわれる耕作放棄地を活用できないかと考えました」と相馬さん。同じ志を持つメンバーで取り組んだ「仙養ヶ原ふれあいの里」のリニューアルでは、牧場やドッグラン、農園などを整備。2015年7月、いのちを体感し、慈しむことができる公園「神石高原ティアガルテン」として再スタートさせました。都会では体験することが難しい人間と動物の共生を形にできる場所。また、町外から観光客が訪れることによってまちが潤い、活性化にも繋がると考えます。このノウハウをひとつのモデルケースとして、「日本全国の〝ふるさと?を元気にしたい」という相馬さんの地域活性化プロジェクトに期待が膨らみます。このまちには希望がある隠れた魅力を掘り起こす地域の資源を活かして農業と観光で活性化を!耕作放棄地は磨けばきっと光る!耕作放棄地は磨けばきっと光る!広島移住計画里山を活かして日本を元気に里山を活かして日本を元気にせんようがはら6