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概要

夢ぷらざ vol47

市の本州側(呉市警固屋)と倉橋島(呉市音戸町)の間にある「音戸の瀬戸」は、今もたくさんの船が行き交う瀬戸内航路の要所。この海峡は、平清盛が切り開いたと伝えられています。難しい工事の末、いよいよ完成間近という段階で夕日が沈みかけたため、清盛が夕日に向かって金の扇をかざして太陽を呼び戻し、工事を無事完了させたという「日招き伝説」も残っています。そんな平清盛公をしのんで踊られた「念仏踊り」が、天保のころから格式ある「大名行列」となり、「音戸清盛祭」は、呉市の無形文化財にも指定され、現在では5年に1回開催。2017年がちょうど実施年にあたります。祭りの中心は、勇壮華麗な「清盛大名行列」。総勢約500人が昔の衣装と文化を再現し、歌い踊りながら音戸の海沿いを練り歩きます。当時の開削労働者を模した瀬堀、殿さまやお姫さま、勇壮な手やり投げの奴などの踊り手が続き、華麗な平安絵巻が繰り広げられます。戦後しばらく途絶えていましたが、以前にもまして豪華で勇壮なものとなりました。?0823‐52‐2281(音戸清盛祭実行委員会(呉広域商工会音戸支所))音戸清盛祭呉ONDOKIYOMORI【vol.4】4/23(日)開催せほり12