ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

夢ぷらざ vol51

目の前に広がる瀬戸内海の大パノラマを満喫できる「きのえ温泉ホテル清風館」。この絶景を求めて国内外から多くの観光客が訪れる大崎上島町のリゾートホテルです。2016年9月、ロビー横に「バーサファイア」がオープンしました。目の前でシェイカーを振り、マスターとして旅人を迎えてくれるのは東京生まれ、埼玉育ちの田村知行さん。同年7月に、66年間暮らした大都会を離れて大崎上島町へ移住しました。「先にこの島に移住していた元同僚に、瀬戸内海に『こんな素晴らしい島があるよ』と教えてもらったんですよ。一度遊びに行ってみようと初めて訪れたその日に、空き家バンクに登録しました」と田村さん。いつかは静かな場所で暮らしたいと思っていた、その心を魅了する景色がこの島にありました。役場からの紹介で海が見える一軒家を購入し、移住の日を迎えます。実は田村さん、24歳から41年間『帝国ホテル東京』で日本最高峰のサービスを提供し続けてきた生粋のバーテンダー。移住後に数々の出会いと縁があり、その経歴を知った角南社長の提案で、ホテル清風館のバーを任されることになりました。カウンターカフェだったスペースをバーに改装。カクテルのラインアップはもちろん、サービスも帝国ホテルスタイルです。「同じ24時間でも東京と大崎上島では時間の感覚が違うんです。穏やかな大崎上島では本当にゆっくりしていますよ。これが島時間なのでしょうね」と田村さん。地元産の新鮮なレモンやミカンなどを使ったオリジナルカクテルも作り、ここならではのおもてなしが何よりの魅力となっています。元同僚に教えてもらった瀬戸内海の離島へ移住バーテンダーは天職!大崎上島らしいおもてなしを島時間に身を委ねて島時間に身を委ねて広島移住計画自分らしく踏み出す新たな一歩自分らしく踏み出す新たな一歩6