ブックタイトル夢ぷらざ vol51
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夢ぷらざ vol51
まるで松茸のようなフォルム、きのこ本来の豊かな香り、繊維質な軸のシャキッとした歯ごたえ。さらには生でも食べられると、世に出回る多くのきのこと比べても光るオリジナリティー。その名前は『松きのこ』。世羅台地に位置する「世羅きのこ園」が開発した独自のきのこです。『松きのこ』が誕生したのは、今から約20年前のこと。松茸の研究過程で偶然できたものが原形となっています。椎茸菌の育種において優良選別を繰り返し、よりおいしく進化させていくのが松きのこ栽培の特徴でもあります。おがくずで作った菌床を袋に入れ、栽培室で管理すること4カ月。袋から出し、菌床内温度を菌が活発になる約18℃に保ちつつ、湿度85%前後に設定したハウスへ。徹底した環境管理によって約5日で出荷サイズにまで成長します。このサイクルを5?6回繰り返し、役目を終えた菌床は堆肥としてリサイクルされるという、地球にも優しい仕組みを考案しました。現在は1日約50㎏を安定して出荷していますが、市場や飲食業界からの注目度が高く品薄の状態に。それでも手に入れたいと注文が殺到するのは、そのおいしさゆえ。世羅きのこ園のサイトから注文できるほか、道の駅世羅やひろしま夢ぷらざ(月一回)でも販売しています。サラダやマリネ、刺身にしてもおいしい生食OKなきのこ豊かな香りが特徴で、食材としてのバリエーションも豊富vol.8【松きのこ】8