ブックタイトル夢ぷらざ vol52
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夢ぷらざ vol52
戸内海のほぼ中央に浮かぶ大崎上島は、戦国時代に小早川水軍で活躍した豪族連合「大崎衆」の拠点だった島。江戸時代には海運業で栄え、文政10 (1827)年に航海の神様をまつる住吉神社が建立されました。以来、住吉神社の祭礼として約200年も続く伝統行事が、島の北部・東野地区の白水港周辺で毎夏開かれる「ひがしの住吉祭」です。祭りの目玉となるのは、水軍の名残を感じる海上レース、「櫂伝馬競漕」。櫂伝馬とは、水軍船の中で最も速い「小早」を原形とした木造船のこと。神輿を乗せた御座船を曳航する神事が行われた後、いよいよレース開始です。島内4地区選出の4艇が、地区の威信をかけて熱戦を展開。漕ぎ手に加え、船頭、太鼓打ちなど計18人が一体となり、掛け声とともに息の合った櫂さばきを披露します。躍動感あふれる競漕に観客たちも大興奮。全5レースの合間には、櫂伝馬の体験乗船なども行われます。夜には、提灯で飾られた櫂伝馬が港周辺を勇ましく旋回。最後は海上花火が間近で上がり、祭りを華麗に締めくくります。ひがしの住吉祭(大崎上島町)瀬HIGASHINOSUMIYOSHISAI【vol.9】8/13(月)開催?0846-65-3455(大崎上島町観光協会)かいでんまきょうそう12