ブックタイトル夢ぷらざ vol54
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夢ぷらざ vol54
原市では、小正月(旧1月15日)が近づくと、各町の広場に〝神明(しんめい)さん?が登場します。神明さんは、円盤状の装飾が付いた特徴ある姿のとんど飾り。伝承では小早川隆景が豊臣秀吉の命で朝鮮に出兵した際、戦勝祈願のためやぐらを作って神明を祀ったことが起源といわれています。特に、忠海町(ただのうみちょう)・二窓(ふたまど)地区の神明さんは大きく勇壮なことで有名です。毎年2月の第2日曜には、約400年続く火祭り「二窓の神明祭」が同地区の成人を祝う行事として盛大に行われます。竹や松で組んだ高さ約20メートルの神明さん(大神明)が旧忠海東小学校グラウンドに鎮座。地元の人々の手によって無数の色紙飾りなどで華やかに彩られます。14時から祭りが始まり、消火訓練のあと、子ども太鼓、そして16時ごろには餅投げを実施します。男衆が力を合わせて大神明を豪快に引き回した後、夕暮れ時の17時30分ごろから、いよいよ大神明に火が入ります。神明さんが巨大な火柱となって夜空を照らす様子は迫力満点。人々は燃え盛る炎を見つめながら手を合わせ、この一年の無病息災や火難よけ、家内安全などを願います。二窓の神明祭(竹原市)竹FUTAMADONOSHINMEISAI【vol.11】2/10(日)開催?0846-26-0227(小丸居神社奉賛会)12